こんにゃく  美食探偵団(用語集) by ぐるラビ

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こんにゃく

サトイモ科の植物、または、それから作られる食品のこと。 西日本では黒いこんにゃく、東日本は白いこんにゃくがスタンダード。 昔、こんにゃくは皮ごと粉砕して作られていたため、黒っぽい(皮の粒の入った)色をしていた。江戸時代になり、こんにゃく粉からこんにゃくを製造する方法が開発された。こんにゃく粉から製造されるこんにゃくの色は白色である(しらたきの色)。 西日本では芋から作ったこんにゃくが中心であったため粉から作った白いこんにゃくはあまり好まれなかったようである。そこで、海藻の「アラメ」「ヒジキ」「カジメ」等の粉末で色をつけて芋こんにゃくに似せた。 以来現在でも西日本は黒、東日本は白いこんにゃくが中心となっている。 一方、生芋から作るこんにゃくには、その皮などが入って黒っぽくなる。

「すき焼き肉、しらたきの隣に入れると硬くなる」は本当。 こんにゃくにはカルシウム分が多く含まれているため、隣に肉を入れると溶け出したカルシウム分で硬くなってしまう。

こんにゃくは消化できない。 食物繊維は人の体内では消化・吸収されない。腸内の残留物と一緒にそのまま排泄される。 こんにゃくはこの食物繊維を豊富に含んでいるため、「お腹のそうじをする」と言われ健康食品として好まれている。

ボスラビ

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