肉類 3(フランス料理)|美食探偵団 by ぐるラビ

肉類 3(viande )

プレ、プーレー仏語: poulet ベカス仏語: becasse
ヒナ鶏
生後六ヶ月以内の若鶏(ひな鶏)のことです。ブレス(bresse フランシュ・コンテ地方のブール・カン・ブレス市周辺地域を指します。)産が非常に有名で、原産地名称権を持っています。
ヤマシギ (ジビエの中でも最高級食材)
ジビエの中で一番高級と言われている山シギのことです。フランスでは保護鳥なので、ベルギー産などが輸入されます。
ベッシー仏語: vessie ポール仏語: porc
膀胱 (ぼうこう)
豚の膀胱の皮を使い、鶏肉やほろほろ鳥、野菜などを、膀胱の皮に入れて湯煎したりして使う。
古典的な調理法で、コストが高くつくことから、最近は真空調理法を使うことが多いようです。豚の膀胱の皮は、乾燥された状態で売られていて、フランスでも自国産は少なく、中国産がよく使われます。
豚肉、豚
ポルスレ仏語: porcelet マグレ仏語: magret
仔豚 (こぶた) むね肉
主にフォアグラ用に育てられた鴨のむね肉をさし、 コンフィ(低温のたっぷりの油でじっくり時間をかけて煮る) にされる事が多い。
マルカッサン仏語: marcassin ムトン仏語: mouton
猪 (いのしし)
これもジビエとして扱われます。
羊肉、羊 (ようにく、ひつじ)
モワル仏語: moelle ラール仏語: lard
骨髄 (こつずい)
フランス料理では一般的に牛の骨髄を指します。
ラード(豚脂)
ラパン仏語: lapin ラプロー仏語: lapereau
飼育ウサギ、ウサギ肉 仔ウサギ
ラング仏語: langue リ・ド・ヴォー仏語: ris de veau
舌、舌肉、タン
洋食のタン・シチューでおなじみの舌のことです。普通は牛の舌が使われ煮込み料理で出されます。
仔牛の胸腺肉 (きょうせんにく)
成長すると消えてしまう器官。器官の前、胸部の入り口に位 置する内蔵。淡泊で弾力のある味わいで、高級品。
仔牛がミルクを飲んでいる間、ミルクを消化するための酵素が出る内臓のことで、喉の付近にあります。胸腺、顎頭肉とも呼ばれていて、弾力のある肉です。仔牛の間のわずかな部分の肉なので貴重な食材です。セルヴェル・ド・ボー(仏 cervelle de veau)と呼ばれる仔牛の脳みそも珍重されています。
リエーヴル仏語: lievre ロニョン仏語: rognon
野うさぎ
料理には生後2年未満を使う事が多い
腎臓 (じんぞう)
フランス・イギリス料理では主に仔牛の腎臓を指します。イギリス料理ではキドニーパイが有名です。料理用語とは全く関係ありませんが、車好きな人ならbmwのフロントグリルがキドニーグリルと呼ばれていることはご存知でしょう。
ロムスティック仏語: rumsteak エスカルゴ仏語: escargot
(牛の)ランプ肉 カタツムリ
ニンニクとパセリを使ったバターを詰めてローストして食べるが一般的。この食べ方をエスカルゴ・ア・ラ・ブルギニョンヌ( escargots a la bourguignonne)といいます。