一般用語(中国料理)|美食探偵団 by ぐるラビ

一般用語

一品イーピン 金銀ジンイン
最高級中華料理
最高級料理という意味を持つ。
■一品官燕(イーピンゴワンイェン)・・・最高級の燕の巣料理
黄色と白色の食材を使った料理
料理に使われている黄色と白の材料を金と銀に例えたもの。
■金銀翡翠羹(ジンインフェイツォエイゴン)
きのこ、豆腐、青菜のとろみスープ
金銭ジンチェン 五彩ウーツァイ
すり身にして調理した料理
材料を平たい円形にして黄金色に仕上げた料理。
■金銭蝦餠・・・エビのすり身の揚げ物
色彩豊かな料理
色とりどりのという意味。
■五彩?盤(ウーツァイピンバン)
色彩豊かな前菜の盛り合わせ
三鮮サンシェン 三絲サンスー
新鮮な材料
三種類の新鮮、良質な材料を使った料理につく名
千切りの材料を使った料理
三種類の材料の千切りを使った料理につく名
■三絲湯(サンスータン)・・・千切りスープ
什錦シージン 小吃
多種材料を使った料理
いろいろな種類の良質な材料を使った料理につく名
■素炒什錦(スーチャオシージン)・・・野菜炒め
小皿料理
松鼠ソンシュウ 蒸菜ジョンツァイ
かのこ目を入れた料理
リスの形に例えたもの。例えば、魚の身にかのこ目を入れて揚げると、くるりと丸まってリスのような形になる。これを使った料理につく名
■松鼠鯉魚(ソンシュウリーユイ)・・・鯉の揚げ物料理
蒸し物料理
中華料理の蒸し物料理の総称蒸し器で蒸す、湯せんで蒸すことを蒸(ジョン)という。
真珠ジェンジュウ 水晶シュイジン
真珠のような料理
材料を真珠に例えたもの。
■真珠丸子(ジェンジュウワンズ)
・・・肉団子のもち米まぶし蒸し
塩味のあんかけ料理
透明な塩味のあんかけ料理。例えば、魚介類の白さを水晶に例える場合や、ゼリー状に固めた場合に使う。
■水晶蝦片(シュイジンシャビェン)・・・エビの塩味炒め
雪花シュエホワ 前菜チェンツァイ
卵白を使った料理
卵白を使って真っ白に仕上げた料理にこの名がつく
前菜
■ ?盤(ピンパン)・・・前菜の盛り合わせ
■冷菜(ロンツァイ)・・・冷たい前菜
糖酢、醋溜 熱葷ローホン
甘酢あんかけ 前菜・動物性材料・熱
動物性の材料を使った熱い前菜のこと
八宝バーバオ 百花バイホワ
八種類の材料を使った料理
八種類の良質な材料を使った料理、皆さんご存知八宝菜。
■八宝菜(バーバオツァイ)・・・五目炒め煮
エビのすり身料理
エビのすり身を使った料理にこの名がつく
■百花蟹剪( バイホワシェチェン)・・・カニ爪の揚げ物
芙蓉フーロン 便當
ふんわりした卵料理
芙蓉の花のようにふんわりした卵料理を指す。卵白のみでふんわりさせた場合も同様。
■芙蓉蟹(フーロンシェ)・・・カニと卵の炒め焼き* 芙蓉鶏片(フーロンヂービェン)・・・鶏肉と卵白の炒め煮
弁当
木?ムーシュイ 溜菜リウツァイ
全卵料理
黄色い木?の花に例えた全卵の料理のこと。
■木?肉(ムーシュイロウ)・・・炒り卵と野菜の炒めもの
あんかけ料理
中華料理のあんかけ料理の総称。揚げる、蒸すなどした材料にとろみのついた「あん」をかけたり、からませたりすることを溜(リウ)という。
冷葷ロンホン 炒菜チャオツァイ
前菜・動物性材料・冷
動物性の冷たい材料を使った冷菜のこと。四種の冷たい前菜は、四個冷葷(ヨーゴロンホン)
炒めもの料理
一番多く、手軽にできる調理法として炒(チャオ)は中華料理の基本。炒める時間、油の温度、材料を切る大きさなどにより、さらに細かく名前がつく。
炸菜ジャアツァイ 翡翠フェイツォイエイ
揚げ物料理
炸は中華料理の揚げ物料理の総称。たっぷりの油で揚げることを炸(ジャア)、材料に下味または小麦粉や片栗粉をまぶして揚げることを素炸(スージャア)、乾炸(ガンジャア)という。
青菜などを使った料理
美しい「翡翠:ひすい」の緑に例えたもの。
■翡翠炒飯(フェイツォイチャオファン)
・・・青菜入りチャーハン
?菜カオツァイ ?菜ウェイツァイ
焼き物料理
?菜は焼もの料理の総称。中華料理の焼きものは煎(ジェン)、?(カオ)、燻(シュン)に分けられる。最も多く用いられるのは煎(ジェン)で西洋料理のソテーの手法に似ている。?(カオ)はあぶり焼き、燻(シュン)はいぶしし焼きの意味。
煮もの料理
中華料理の煮物、煮込み料理の総称。とろみをつける、たっぷりのスープで煮る、汁気がなくなるまで煮るなど中華なべ一つで様々な煮もの料理ができ、またそれぞれに名前がつく。