第12巻 玄米 VS 白米  美味しんぼ探偵団 by ぐるラビ

美食探偵団へ  美食探偵団 >  食の安全を考える >  第12巻 玄米 VS 白米  にいます。

第12巻 玄米 VS 白米

第12巻  玄米 VS 白米

以前にも利用した伊豆の白川温泉へ、連休を利用して東西新聞社文化部の面々が遊びに再び訪れる。一行が白川温泉の駅に着くと松さんが出迎えた。宿に向う途中、武育女子大柔道部が、ランニングをしていた。彼女達は、世界選手権に備えて、町立体育館に合宿して毎日猛練習しているのだった。 その日の夕食は外で浜なべである。丁度ごはんが炊けたとき、またもや柔道部がランニングをしていたのだが、何人かの部員が炊きあがったごはんを見て立ち止まり、そのご飯を食い入るように見つめた。上級生たちが竹刀を振りかざしながら戻ってきて、その部員たちは引き戻された。田畑は、今のあの子たちのご飯を見つめる目つきはただおなかが減っただけで、あんな目になるかしら、と疑問に思った。 夜中にその部員たちは山岡らの泊まる旅館を訪ね、白いご飯を 食べさせてくれといって、白米をガツガツと食べ始めた。花村が、なぜそんなに飢えているの、柔道の合宿なら食事もきちんとした物が用意してあるのでは、と話しを聞いてみた。彼女たちはこの一週間まずい玄米食を食べることを強いられていて、もうどんなにおなかが空いていても玄米を体が受けつけないのだと言った。その時上級生たちが凄い剣幕で部員たちを連れ戻しにきた。上級生は、彼女達が白米を食べていたと分ると、このいやしい豚どもめ、白米は体に悪いから食べてはいけないとあれほど言ってあるのに、と彼女たちの首を捕まえてつれて帰ろうとした。そこへ酔っ払った山岡が現れ、上級生らに投げ飛ばされる。山岡はそのあと落ちついて上級生の話を聞いてみた。柔道部員たちは健康のために玄米食にしていて、しかもその玄米は有機農法で栽培された米のものであると言う。山岡は、それではかえって身体に毒だ、本当の玄米食を食べさせてやる、と宣言する。

東京に戻った山岡は柔道部に無理やり宮本部長の居る武育女子大学へと連れていかれる。宮本は山岡に決闘を申し込むと言った。それは柔道部の食事にケチをつけ、更に柔道部の玄米食は体に良くないとけなしたからだ、それは私に対する侮辱だ、柔道部の玄米食は私が指導したものだからと宮本は理由を言った。山岡は慌てて素人の犯しやすい間違いを指摘しただけだと弁解するが、更に宮本を怒らせてしまう。それは大学の栄養学の助手もしていてる宮本を素人呼ばわりしたからだった。誇りを傷つけられておめおめと引き下がる訳にはいかぬと山岡に刀と槍を渡した。栗田は先生のお弟子さんに軽くやっつけられてしまう男に先生が決闘を申し込むなんて先生にとって名誉な事ではない、決闘でなく山岡に天誅を加えるということにすればいいのでは、でも天誅を加える前 に、山岡は本物の玄米を教えると言っている、それができなかったら、煮るなり焼くなりしてください、と提案した。宮本も承諾した。 山岡はまず柔道部の玄米を大学病院で成分分析にかけた。すると柔道部の玄米からは農薬や抗生物質が検出された。宮本は有機農法で栽培したのにそんなものが米に残っているはずがない、と認めようとしなかった。山岡は、宮本たちを、狭い所で飼われている牛舎へと連れて行き、病気を防ぐ為にエサの中に抗生物質が入っていてる事を教えた。当然糞の中にも抗生物質が入っている事になり、有機農法はその糞を肥料に使うので、農作物にも抗生物質が入っている可能性は充分にあるのだ。そして農薬などの薬物は米の外側にたまるので、農薬を使って栽培された普通の米を玄米のままで食べることは危険なのだ、玄米で食べていいのは無農薬で栽培した米だけだ、と山岡は説明した。部長は謝り、決闘は取り消され、山岡は安堵のため息をつく。

【出典】「美味しんぼ」塾 ストーリーブログ

食の安全を考える  >>
  第7巻  大地の赤   第12巻  黄金の意味   第14巻  母なるりんご
  第18巻  生肉勝負!!   第22巻  韓国食試合   第33巻  魅惑の大陸
  第35巻  おかず対決   第39巻  長良川を救え!!   第40巻  オーストラリアン
  第46巻  究極の新居   第51巻  疑わしい日   第60巻  水 対決
  第66巻  究極の紅茶   第69巻  野菜が危うい   第90巻  感動の多い料理店
  第92巻  桜エビ大作戦   第94巻  医食同源対決   第101巻  食の安全
美味しんぼ探偵団

最新記事 

  人気ページ・ランキング

美食探偵団 |  運営者情報  :    和食探偵団 |  洋食探偵団(仏) |  洋食探偵団(伊) |  中華探偵団 |  ワイン探偵団 |  美味しんぼ研究 |