は行 (日本料理)|美食探偵団 by ぐるラビ

は行 (は、ひ、ふ、へ、ほ)

梅肉和え衣ばいにくあえころも 博多造りはかたづくり
梅干し(3コ)は種を取り、裏ごしし、砂糖(大さじ1杯)・うすくち醤油(大さじ2杯)を加える。 イカ、エビ、鶏、キュウリ、ウドなど 造り方の一つ。色彩の異なる材料を何種類か交互に重ね合わせて切る。切り口が博多帯の模様に似た縞に見えるのでいう。
刃たたきはたたき 八寸はっすん
材料を包丁でたたくようにして、適当に細かく切ること。 懐石からきた言葉で、本来は八寸四方の杉白木の折敷をいうが、これに2?3種の肴を盛った料理も指す。会席料理の献立では季節の海、山、里の材料を使った3?6種類ほどの肴の組み合わせ。
ばら引きばらびき 腹開きはらびらき
一般的なうろこの取り方。うろこ引きや包丁で尾から頭に向かって力強く、しかもなるべく身を押さえないようにして、うろこをこそげ取ること。 魚の腹の方から包丁を入れて、背をつけて開くこと。反対は「背開き」。
腹骨はらぼね 針打ちはりうち
魚の内臓を包んでいる、腹側についている骨。 木綿針や細い串で材料を細かく突き刺すこと。含んでいる塩分や血液を出しやすくしたり、漬け汁や煮汁を浸透しやすくするために行なう。
ピーナッツ和え衣ピーナッツあえごろも ひたひたの水ひたひたのみず
ピーナッツ50gは細かく切り、スリ鉢ですり、砂糖(大さじ2・1/2杯)、酢(大さじ1杯)、醤油(大さじ1・1/3杯)、塩(少々)を加える。 野菜類、コンニャクなど。 鍋に材料を平らに入れ、それがようやくつかるくらいの水を入れた状態。
ひと塩ひとしお ひと煮するひとにする
材料に軽く塩をふったり、軽く塩味をつけること。 さっと火を通す程度に、ほんの少し煮ること。
ひと煮立ちさせるひとにたちさせる 火取るひどる
煮汁が沸騰し始めるまで煮ること。沸騰したらすぐに火を止めます。 材料を火で軽くあぶったり、表面だけを手早く焼くこと。
拍子木切りひょうしぎぎり 平串ひらぐし
野菜を約3?4cm長さに切り、0.5cm?2cm厚さに薄切りにし、さらに同じ幅の棒状に切ること。 串の打ち方の一つ。材料をうねらせたり曲げたりせずにまっすぐに串を打つこと。子魚や切り身、野菜など材料が小さくてほぼ同じ大きさの場合、いくつかをまとめて串を打つ方法。3本の串を使い、材料にまっすぐに、平行か末広になるように打つ。
平造りひらづくり 節取るふしとる
代表的な造り方。筋取りした魚の身の薄い方を手前に置き、やや厚めにまっすぐ切る。 魚の片身を、血合いの部分から背と腹に分けること。
ぶつ切りぶつぎり フライ衣ふらいごろも
材料をそろえずに、適当な大きさにする切り方です。 材料に薄力粉、溶き卵、パン粉の順につけたものをさします。厚くつけすぎると重たくなり、おいしくありません。
ふり塩ふりじお ふり柚子ふりゆず
材料にまんべんなく塩をふりかけること。
手のひらに塩を乗せ、少し高いところから手を揺すって、塩をふること。指の間から散らすと、まんべんなくふれます。
柚子をさっとぬるま湯で洗い、おろし金で皮をすりおろし、茶せんなどを使って料理にふりかけること。
べた塩べたじお 包丁でたたくほうちょうでたたく
さばやあじのような背の青い魚に用いる塩の当て方。魚の身全体に塩をまぶしつけて、余分な水分と生臭みを取り除き、身を適度に引き締める。 包丁の刃で切るというよりは、トントンと軽く小刻みに動かして、素材を粗いすり身もしくはペースト状にする方法です。
骨きりほねきり
はもなど小骨の多くて取り除くのが困難な魚の骨を、身と共に細かく切って食べやすくすること。