肉類 1(フランス料理)|美食探偵団 by ぐるラビ

肉類 1(viande )

アニョー仏語: agneau アニョー・ドゥ・レ仏語: agneau de lait
仔羊、仔羊の肉 (こひつじ)
1歳を超えていない仔羊
フランス料理の代表的な食材。香草(タイム・ローズマリーなど)を使ってローストするのが一番ポピュラーな食べ方です。仔羊の中でアニョー・ド・レ(仏 agneau de lait・・・laitは英語でmilkの意味)と呼ばれる生後間もない乳だけで育った仔羊は、肉にクセや臭いが少なく味もマイルドで高価な食材です。
乳飲み仔羊
母乳だけで育った8?10kg。生後30?40日で屠殺される
アニョー・ブラン仏語: agneau blanc アバ仏語: abats
白仔羊
草も食べていた重さ20?25gk。生後6?9ヶ月で屠殺される
内臓
この名前がメニューに載ることはありませんが、フランス料理では内臓は特殊な食材ではなく、いろいろな調理法でメニューに登場します。
動物の脳みそ、脊髄、内臓、足、腸など。内臓の煮込みやジビエ料理によく使う
アントルコート仏語: entrecote ヴィアンドゥ、ヴィヤーンド仏語: viande
リブロース (牛の背肉)
ろっ骨2本の間の肉から切り取った柔らかくて厚みの有る牛肉片。
ヴォー仏語: veau ヴォライユ仏語: volaille
仔牛、仔牛の肉
フランス料理、特にイタリア料理でよく使われる食材、仔牛のことです。
鶏肉、若鶏、肥育鳥
エポール仏語: epaule オワ仏語: oie
肩肉 鵞鳥 (ガチョウ)
カイ、カーユ仏語: caille カナール仏語: canard
鶉 (ウズラ)
日本では卵が一般的なウズラのことです。ジビエの山うずらはペルドリ(仏 perdrix)と言います。
家鴨、鴨、アヒル
仔羊と並んでフランス料理の代表的な食材、鴨のことです。通常は飼育された鴨を使い、シャラン(callans ロワール地方の村で、家禽の産地です。)産が有名です。野生の鴨はジビエの代表的な食材で、野生の鴨の中で青首鴨(仏語でコルヴェール col-vertと呼ばれ、その名前の通り、首が青緑色した鴨です。)は高価な食材です。『トュール・ダルジャン』では料理で出した鴨に番号をつけて、その番号を書いたカードをくれるのはご存知でしょう。なおフォアグラを取った鴨のことをマグレ(仏 magret)鴨、雄の仔鴨はカヌトン(仏 caneton)、雌の仔鴨はカネット(仏 canette)と呼びます。
カヌトン仏語: caneton クー・ド・ブフ仏語: queue de boeuf
仔鴨 (こがも) 牛の尾
赤ワインで煮るのが一般的な調理法です。
クレピーヌ仏語: crepine コション仏語: cochon
網脂 (あみあぶら)
豚や牛の内臓を覆っている網脂のことです。
これで包んで焼くと形もくずれないし、適度に脂肪分が肉に移り、ぱさついた肉の風味を増すことができます。また網脂で包んで調理したものをクレピネット(crepinette)と言います。

子豚はポルスレー(仏 porcelet)といいます。
コック仏語: coq コトレット仏語: cotelette
雄鶏 (おんどり) 骨付き背肉
仔牛、仔羊、豚、猪などの骨付きの背肉のことを指します。
コルヴェール仏語: colvert サングリエ仏語: sanglier
真鴨 (まがも) イノシシ